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してもらうために、会員の研修を兼ねたボランティア講座というものも開催しております。ちなみに、福祉ボランティアの昨年度(95年)1年間の活動実績は1200件を超えています。
次に「よっしゃの会」の説明をもう少し詳しく申し上げます。この会は、先ほど申し上げましたように、精神障害を克服して、地域社会に出て自立している人たちや自立を目指して努力をしている人たちの心の健康を保って、生きがいや生きる喜びを持ってもらうために、ボランティアと対象者、私たちはメンバーと申し上げておりますけども、そのメンバーの方々が一緒になって温かい家庭的な雰囲気の中で、毎月2回(日曜日)手料理の食事会を開いたり、毎週1回夜に、お茶を飲みお菓子をつまみながらざっくばらんに寝そべって語り合うとか、そういう和やかで楽しいひとときを過ごしております。時には野外に出て、焼き肉パーティー等も行っています。これからもどんどんメンバー、会員の方たちを増やして継続していきたいと思っております。
この2つのグループとも主婦が主体になって、とても熱心に活動しておられます。また福祉ボランティアの会の中には介護についてはプロ並みの人がたくさんおり、とても喜ばれております。中には岡山県主催のメンタルボランティア養成講座の修了生の方も数人含まれております。
以上です。余り長くなるとブレーキがかかりませんのでこの程度にしておきましょう。

 

田中 ありがとうございました。次に、太田さんにお願いいたします。
このプログラムは岡山市の作成ですが、太田さんのところは妻1人、娘2人と書いてありますが、5、6人はらっしゃったことがあるのでしょうか。

 

●YMCAの活動内容

 

太田直宏
いや、最初にとられてしまいまして。妻2人、子ども2人と言おうと思ったのですが、妻1人、娘2人です。本当は会場に来てほしかったのですが、今日は別のところに行っております。太田直宏です。なかなか「ただひろ」とは読んでもらえず「なおひろ」さんと言われます。いつもこの話ばかりで恐縮ですが「おまえ、ただで拾うたからこの名前にした」と、うちの親は非常にひどいことを言います。本当かどうか知りませんが。最初に少し自己紹介をさせてください。現在35歳です。
私自身は岡山市の北方に住んでいます。岡山に来て6年目、いろいろなことを感じながら仕事をし、子育てをしております。
私の所属は「YMCA」というところです。この「YMCA」というのは、よく知られているようで知られていません。事務所は中山下のトポスの裏の公園の隣にあります。オリンピックでもバークレーが踊っておりましたけども、よく中学生や高校生が「ワ〜イエムシエ〜」の歌を歌いながら通ってくれますが、実態は何なのかわけがわからんというところを少し紹介させてください。
先日も市の職員の方に「YMCAって何ですか?」と聞かれたので「よく学び、ちゃんと遊ぼうというグループです」と答えました。僕は冗談のつもりでいましたら、その方は

 

 

 

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